麹はなんと、紀元前から存在し、
昔から「貴重な栄養源」として、作り続けられてきました。
現在でも、お味噌など、日本では麹が欠かせない存在ですよね。
麹には、米麹、麦麹、豆麹があり、
その中でも今回は米麹に注目してみましょう。
麹は、酵素の働きで消化を助けてくれたり、
善玉菌の働きで、腸内環境を整えてくれたりと、
実はすごいパワーの持ち主なんです。
その「生きた麹」を食生活にもっと活用できれば、
より生き生きとした毎日を過ごすことができます。
いつもスーパーで見かける米麹は白米麹です。
玄米麹はなかなかご近所さんでは売られていませんが
通販サイトでは種類もたくさんあって購入できますよ。
かんたんに出来る醤油麹の作り方や麹の活用や効能を紹介します。
麹をもっと生活に役立てていきましょう!
醤油麹の作り方!旨味たっぷりの発酵調味料
少し前に、「塩こうじ」がブームとなりました。
「肉や魚がやわらかくなる」「手軽に漬物ができる」
ということで、
私もブームに乗っかり、色々使っていました(笑)
特に、高菜の塩こうじ漬けはよく作っていました!
からしを入れないのに、ピリっとして美味しいんです。
今回は、今人気の「しょうゆこうじ」をご紹介します。
醤油麹は、うま味がたっぷりの、発酵調味料です。
自宅で簡単に作れて保存もきく、
冷蔵庫にストックしておいて損はない調味料です!
活用も幅広く、
- 漬物(海鮮を漬けてもおいしいです)
- 和え物
- 煮物
- 肉や魚のタレにする
- 冷ややっこに乗せる
- 納豆と混ぜる
- 卵焼きに入れる
など、色々と使えますよ!
【醤油麹の作り方】
【材料】
醤油
麹(白米or玄米、生麹or乾燥麹でも良いです)
①醤油と生麹を同量、ボウルでよく混ぜます。
(乾燥麹の場合は、ほぐしてボウルに入れ、
乾燥麹の2倍量の醤油を入れて混ぜます。)
②フタ付き容器に入れて、常温で数日置きます。
生麹を使った場合、
2日目に米麹がひたひたになるくらい、
更に醤油を足します。
(乾燥麹の場合は入れなくて大丈夫です)
③一日一回、フタを開けてよく混ぜます。
夏場は一週間前後、冬場は2週間前後で、
全体がとろっとした状態になればOKです。
冷蔵庫に入れて3か月くらい日持ちします。
お好きな料理に使ってくださいね。
今回は醤油麹をご紹介しましたが、
米麹で「べったら漬け」も作ることができます。
大根を一度塩で漬けてから、甘酒で漬けた、甘い漬物です。
家で麹が使えたり、漬物を家で漬けられるって、
日本の文化と自分が繋がっている感じで、とても良いです!
生麹と乾燥麹の違いは?
生麹は生の麹、乾燥麹は、乾燥させた麹のことを言います。
麹は乾燥させることで、栄養価はそのままに、
長く日持ちさせることができます。
生麹も、一か月くらい持つのですが、
乾燥麹だと、一年程日持ちさせることができます。
米麹は、漬物コーナーや冷蔵コーナーで売られているのを
よく目にします。
袋の裏に、使い方やレシピが書いてあったりするので、
一度手にとってみてくださいね。
玄米麹は栄養価が高い!必須アミノ酸を全部含んでる
玄米麹は、
- 必須アミノ酸をすべて含んでいる
- ビタミンを豊富に含んでいる
- 食べた後、血糖値の上昇がゆるやか(低GI)
- 脂肪を分解し、ダイエットにも役立つ
- 脳のアンチエイジングに効果がある
- シミやくすみの予防、美白効果が期待できる
- 「腸内環境」を整え、あらゆる病気の下地を作らせない
など、これだけの効果が期待できるのです!
市販品を活用するのはもちろん、
玄米麹は取り寄せることもできますよ。
手造り 玄米こうじ(1kg) 生こうじ 玄米麹 生こうじ 三重県産こしひかり【RCP】
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まとめ
醤油麹はかんたんに作ることができて
食卓にあがると一味違った楽しみ方ができるので
是非、作ってみてください。
米麹は、発酵調味料、漬物など、幅広く使えて、
栄養も豊富です。
玄米麹は、
なかなか近くの店舗では手に入らないかもしれませんが、
通販サイトでは種類も豊富なので、探してみて下さいね!
麹の効能を生かして日常に取り入れ、身体を元気に保ちましょう!