キッチンは、常にきれいにするのは難しい~!
急な来客が来た時なども、
汚れたキッチンを見られたくありません。
家族にも毎日見られている、キッチン。
油汚れのギトギトが普通であっていいのか?
排水溝を汚いまま放置するのか・・・?
大丈夫です。掃除が好きになってしまうくらい、
気持ちいい掃除方法があるんです!
今回は過炭酸ナトリウムを使った、簡単な掃除方法をご紹介します。
キッチン掃除のコツは油汚れと水アカの二つの汚れ対策をする事
キッチンの部位をざっと分けると、こうなります。
①シンク
②壁
③換気扇
④コンロ
調理で油を使う事が多いほど、油の飛び散りは多くなって、
周辺の部分は「油汚れ」がたまります。
②③④は、この油汚れです。
一方①のシンクは水を使うので、
「水アカ・カビ・ヌメリ」汚れになります。
この「油汚れ」と「水アカやカビ」は汚れの種類が違います。
ですが、この両方に使えるのが、
酸素系漂白剤の「過炭酸ナトリウム」と「重曹」です!
重曹やクエン酸などと共に売られている、
この粉状の過炭酸ナトリウム。
使い道がたくさんあるので、あると便利ですよ~。
塩素系漂白剤のように、
しみぬきや、ふきんや食器などの漂白などもでき、
匂いがないのも特徴です。
キッチンの換気扇フィルターの掃除をしてスッキリしよう!
過炭酸ナトリウムを使って、さっそく換気扇の掃除をしてみましょう。
換気扇のガッツリした油汚れを落とすコツは、
「50度くらいのお湯」と「20分放置」です。
換気扇やフィルターをはずしたら、
厚手のゴミ袋を2重(1枚でもOK)にしたものに入れます。
もちろんバケツなどの容器でも大丈夫です。
シンクに、それを置いておきます。
そこへ、換気扇などがかぶるくらいのお湯と、
過炭酸ナトリウムを入れて袋の口を軽くしばり、
20分くらい放置します。
過炭酸ナトリウムの量は、水1ℓに大さじ1ほどです。
時間が経ったら取り出して、ブラシやスポンジでみがきます。
歯ブラシがあると良いですね。
汚れがかなり浮き上がってきているので、取れやすいはずです。
過炭酸ナトリウムは効きますよ~!
この方法だったら喜んで掃除します(笑)
また、換気扇のつけおきをしている間に、
換気扇まわりや壁の掃除をしておきましょう。
換気扇のあたりから、下に汚れが落ちてしまうので、
コンロの掃除もする場合は、
換気扇の掃除が終わってからとりかかった方が良いですね。
もしくは、コンロに新聞紙などを広げておきます。
換気扇まわりの壁は、ふき掃除をします。
軽い汚れなら、ふきんとお湯でとれますが、
こびりついた汚れは重曹で落としていきます。
壁の場合は重曹の粉で掃除するのは難しいので、
「重曹水スプレー」を使って掃除をします。
セスキ炭酸ソーダでもOKです。
重曹水の割合は、100mlの水に重曹小さじ1くらいです。
使う前によく振ります。
これを壁にスプレーするか、ぞうきんやペーパーに含ませてから
ふいていきます。
汚れが取れにくい場合は、
ペーパーにひたひたに含ませたものを壁に貼りつけて
1~5分くらいパックしておきます。
壁の汚れがとれたら、
全体をもう一度固くしぼったふきんなどでふいて終わりです。
キッチンの排水溝の掃除方法にも過炭酸ナトリウムが効く!
キッチンの排水溝は、できれば毎日掃除したい場所です。
カビが生えた排水溝ってなるべく見たくないので・・。
カビが生えると、逆になかなか掃除できないんですよね。
カビを防ぐ意味でも、一日一回ぱかっと排水溝を開けて、
重曹の粉をサラサラっとふり、
持ち手の長いブラシでシャカシャカ磨くことを習慣にしています。
しばらく放置して排水溝の汚れがたまってしまったら、
また過炭酸ナトリウムの出番です。
排水溝に粉をサラサラと振りかけ、お湯をちょろちょろと流します。
少し置くと、泡が出てくるので、持ち手の長いブラシなどを使って
ぬり広げ、また少し置いておきます。
最後にブラシをかけながら、お湯をザーッと流して完了です。
シンクについてしまった渋(お茶や、栗の渋)も、
キレイになるんですよ。
でも、過炭酸ナトリウムは、たんぱく質を分解するので、
特に手がカサカサになる冬時期は素手でさわらず、
手袋をつけた方がいいです。
大切な手の脂、持っていかれちゃうので(笑)
手についてヌルヌルする時は、
酢をスプレーすると取ることができます。
持ち手の長いブラシを使うのであれば、
素手で触らずに済むので手袋はいりません。
また、重曹などをスプレーボトルに入れて、
保存している人も多いですが、
過炭酸ナトリウムは、少しずつガスを発生させているので、
密閉容器に保存ができません。
スプレーが使いたい時には必要な分だけ作り、
余ったら必ず流しましょう。
過炭酸ナトリウムは、環境への負荷がゼロではありません。
日ごろの使いすぎには注意して、
使う時は40~50度のお湯と一緒に流すようにすれば、
環境への負荷は軽くなります。
まとめ
重曹やクエン酸、過炭酸ナトリウムなどを使うようになると、
なんだか安心感のようなものが生まれます。
塩素系漂白剤も、もちろん必要になる時もありますが、
酸素系漂白剤も一緒に置いて、使い分けられれば、
なんだかステキなママになった気分(笑)
簡単な掃除方法を覚えておくと、取りかかりもスムーズです。
過炭酸ナトリウムの掃除、ぜひ一度やってみて下さいね!