掃除の中でも、なかなか手につきにくい水回りの掃除。
トイレ、お風呂の排水溝、洗面台など・・。
自分の汚したものでも、
ヌメリや髪の毛は気持ちいいものではありません。
最近では、そんな汚れが手軽に落とせる洗剤や、
掃除道具も種類が豊富で、
掃除方法も探せばたくさんありますよね。
なので、選択肢が多すぎて迷ってしまうって事もあります。
洗剤も、道具も、本当はそんなに何種類も必要ありません。
できるだけシンプルにしたいものです。
キレイになった水回りは、誰でも気持ちが良いものです。
ですが、水回りの掃除には水を使います。
掃除で流した水は、川や海に繋がっていきます。
なので、水回りの掃除をするときは、
その後のことも考える必要があるのです。
水回りの掃除が苦手?掃除遺伝子は親ゆずり?
水回りがキレイというと、ホテルの部屋が思い浮かびます。
いつもキレイにされているので、常に気持ち良く過ごすことができます。
では自分の家はどうでしょうか?
きれいにするのに、
掃除を誰かにやってもらう事なんてできません。
他にすることもいっぱいあります。みんな同じですよね。
だから、忙しいのにキレイにしているってすごい事です。
みんながどんなタイミングで掃除しているのか、
どんな掃除道具や洗剤を使っているのか、
主婦としては、掃除は毎日の事なので、とても気になります!
私は、実家にいる時は、
ほとんど水回りの掃除はやっていませんでした。
掃除の係は母でした。
母がちゃんと掃除をできていたかというと、
フルタイムで仕事をしていたこともあり、
常にできているとは言えませんでした。
でもそんな環境で育ったので、
私は汚れ具合というのはそこまで細かく気になりません。
今では、少しくらいの汚れはスルーし、
自分の「汚れが気になるボーダーライン」を超えてから掃除しています。
親の影響力って大きいですね(笑)
キレイ好きな親を持つと、また違ったのでしょうか。
と、親のせいにしてはいけません。
一人暮らしや結婚をして親もとを離れると、
今度は自分が掃除当番なのです。
そして、その掃除当番ぶりは、子供にも影響し、
引き継がれてゆくのです。
だから無責任ではいられません!(笑)
私は、掃除道具に特にこだわりはないので、
100円ショップに売っているもので十分です。
メラミンスポンジは良く買いますね。
ただ、洗剤は少し気を使わないと、と考えるようになりました。
洗剤は、新しいものが次々登場しているので、
TVでよく目にするものを使ったりすることも多いですが、
購入の際、食料品を買う時と同じように、
裏返して成分まで確認するでしょうか?
私は誰かが成分を確認しているところ、見たことがありません。
化粧品や食品などの原材料は、実際に自分たちの身体の中に入り、
肌に浸透するものなので気をつかう人は多いですが、
洗剤は水で流すものなので、あまり確認されない部分です。
でも自分が今使っている洗剤が、
結果、環境を汚しているとしたら・・・
何を思い、どうしますか?
その部分は、また後で触れていきます。
水回り掃除のコツとは?考える前に行動!
水回り掃除のコツは、なんといってもこまめにやる事です。
放っておくと、どんどん汚れは頑固になってしまうので、
汚れは落ちにくくなり、
その結果、強い洗剤を使わなければならなくなります。
でも掃除するのは面倒だな、嫌だな~って気持ち、
やっぱりあります!
そんな場合のオススメは、
使ってから「すぐに」「ちょこっと」
掃除する習慣を身につけること。
後でしようと思ったら、なかなかできません。
掃除する予定の時間をもうけず、
使ったらとにかくちょこっと掃除をする。
トイレに入ったら、何か一つキレイにして出てくる、というように。
ちょこちょこ掃除していると、次掃除したい部分まで出てきます。
考える前に手を動かしてみると、
続けてあれもこれもキレイにしたくなるので不思議です。
あと、自分の家にお客さんが来る予定があると、
自然と水まわりの掃除ができますよ。
定期的にお客さんを呼ぶのは効果的ですね!
水回りの掃除には環境に優しいクエン酸や重曹などを上手に使おう!
掃除には洗剤選びもポイントです。
今使っている洗剤で満足しているし、何も問題ないけど!
という場合もあるでしょう。
ただ、問題はその「成分」です。
よく使われ、よく見かけるおなじみの洗剤には、
かなりの確率で、環境を汚す成分が入っているのです。
「合成界面活性剤」などなど。
一体なぜでしょう、おかしな話です。
これからも同じものを使うのか、
というのは個人が決めることですが、
環境を汚すことのない洗剤も売られているので、
一度他の洗剤に目を向けてみる、
というのもいいのではないでしょうか?
でも、そんな洗剤って値段が高かったり・・、
そこで試しやすいのは、
「重曹」「クエン酸」「セスキソーダ」「過炭酸ソーダ」
でしょうか。
そして洗剤ではないですが、100円ショップでも見かける、
洗剤を使わなくてもキレイになる「メラミンスポンジ」は
オススメです!
メラミンスポンジは、初めから小さくカットしてあるものを。
キッチンや洗面所に置いておき、
汚れが気になった時にこするだけでOK。ほんとに手軽です。
重曹、クエン酸、セスキソーダ、過炭酸ソーダは、
どれも粉末で、水に溶かして使います。
でも最初から全部そろえる必要はなく、
いろんな用途に使える「重曹」、
トイレの汚れに効く「クエン酸」、
重曹と性質が似ていて、油汚れに強い「セスキソーダ」、
洗濯槽がピカピカになる「過炭酸ソーダ」、
・・ときたらまずは重曹かな?
いや、トイレ洗剤の代わりに今度クエン酸を買って、
スプレーボトルを作ってみようかな!
・・という感じで気軽に試してみるといいですよ。
自分の手作り洗剤(でも粉と水を混ぜただけ)って、
なんか可愛く思えますよ。
まとめ
水回りの汚れって、たとえ自分たちが汚したものでも、
何だか触りたくないし、見たくない・・。
でも、ちょこちょこと掃除の習慣を身につけると、
そんなに汚れもたまらないし、大変ではないものです。
さあ今日も、ちょこっと掃除でキレイを保ちましょう!